競馬のケーススタディその3:問題編
競馬には勝ち組の方程式というものがある。
1.良い馬を見つける
x
2.上手に馬券を買う
x
3.少なく損してたくさん勝つ
∥
儲け
ところが1と3は制御できないので、2の力を高めて勝ち組に入ろうというのがこの連載の趣旨である。
本日、第三回の題材は、
2000年 天皇賞秋 http://keiba.yahoo.co.jp/scores/2000/05/05/08/11/denma.html
春シーズンの実績馬に加えて、夏の上り馬が東京競馬場2000m芝コースの舞台で古馬中距離ナンバーワンを争うGIだ。主なステップレースは毎日王冠、オールカマー、京都大賞典があげられる。また近年は距離適性を考慮した3歳馬が神戸新聞杯や札幌記念を経由しているが、この時代はまだそのような例は稀だ。
一番人気はテイエムオペラオー、前年の有馬記念以降、出馬した重賞は全て優勝している。GIでも天皇賞春と宝塚記念を連勝して、初の古馬秋GI三冠(天皇賞秋、JapanCup、有馬記念)への可能性を認識されている。前哨戦の京都大賞典でもナリタトップロードを抑えて快勝している。鞍上はデビュー以来手綱を取り続けている和田竜二騎手。
二番人気はそのオペラオーに宝塚記念で僅差に迫ったメイショウドトウ。鞍上は快勝したオールカマーから引き続き的場均騎手だ。この2頭が実力でも他馬を離していると考えられる。
続く三番手にナリタトップロード。前走京都大賞典ではオペラオーに僅差の2着だったが、得意の京都競馬場の長距離でも敗戦してしまった事実を考えると、相手方に有利になる今回のレースでは狙えない。
続いて前年2着のステイゴールド。しかし、オールカマーでドトウにつけられた1秒以上の差は今回埋められるとは思えない。しかも、馬場状態はオールカマーと同じく水分を含んだ重だ。こちらも狙えない。
天皇賞には一番人気凡走のジンクスや外枠の不利が言われているが、今回のオペラオー(7枠13番)とドトウ(8枠15番)には当てはまりそうに無い。90%以上の確率で2頭のマッチレースと読むのが妥当だ。ただし、どちらがアタマで来るかは五分五分といったところだ。
オペラオーの単勝は240円、複勝120円から150円。ドトウの単勝440円、複勝130円から190円。2頭の枠連は490円、馬連も同じく490円、ワイドは240円から270円だ。
この状況で勝ち組勝負師はどの馬券を選択するのだろうか?ちなみにこの時代はまだ三連馬券は無いが、単勝、複勝、馬連、枠連、ワイドの5種類が選択できる。
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